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孤独 ~薄紅に~   …

2008/02/18 17:50
以前のブログにのせた詩をいくつかまとめてみました^^




~薄紅に~
篝火は遠くただ遠く
ぬばたまの闇広がりて
ひらり 音もなく 現れし蝶
夜に似て非なるその姿
纏いし衣は 孤高なる 紫
闇の中 舞い踊り
ゆらゆらと ゆらゆらと
たゆたう 後に煌きて
こぼれ落つる白銀の軌跡
あたかも 夜 明けて
煌く白露のごとくこぼれ落ち
ほろほろと ほろほろと
幻のごとく消え
ただ見る先の 山の端は薄紅に色づきぬ





孤独

静かなところへ行きたい
真夜中でさえそれは与えられず
孤独はもはや贅沢となり
ざわめきが全てを満たし支配している
窓の外の草花はひんやりとした夜を享受し
私はそれを恨めしく見つめる
夜の中の草花はただ玲瓏として美しく
そこに在り もがく 私など
なにものでもない

人はなぜ群れるのかと
孤独を求める今日の私は
冷ややかな視線を向ける
そしてぬるい風の吹く午後には
今のことなど忘れ
誰かと 笑いさんざめくのだろう
そして私は一人では無いと
胸なで下ろすのだろう

孤独は笑い声の後にこそふさわしい
耳にこだまする声を
そっと胸にしまいこむための時間は
ただ ぜいたくな時だから


朝の恵み

窓辺に座り眺める
果てのない空 青く
朝の光はやわらかく
木々の緑に届く
街並みは山を切り裂き広がって
しずかに 未だ 動かない営み
朝靄残る天空に
写る地上のかげ

黒く大きな窓に切りとられた
時のほんのカケラ
立ち上がると街並みは迫り
青い空は微かに残る
続く日々のほんの一刻
わけ与えられた
至上の時
朝の恵み



 嫉妬

見下ろしたそこには家並みかある
外灯がともり窓からは明かりがもれる

見られているとも知らず
そこには幾つもの人生がある
一生会う事も無いであろう誰かの
刹那の一瞬
窓というファインダー越に
切り取り 盗み取っている
高みから


見下ろす  私  
なんなのか
けして神にはなれぬ者
無責任な傍観者
私が彼らに関わる日は来ない


明るい窓は
幸せの象徴のように思われて
つい と 手を伸ばして 伸ばして
玩具のように 握りつぶしたなら?
その感情は嫉妬
唐突に湧き上がる それ


手に入らぬ物は壊してしまえ

だが伸ばした手に触れるのは
冷たい 無機質なガラス

額 押し付け
見下ろし続ける
どこまでも続く家並み





~今~ 

ただ 通り過ぎていく
時ではなく
今 目の前の時が欲しい


ごまかすための
言葉ではなく
彩るほどの言葉が欲しい


叩き潰すための
力ではなく
自分の中に宿る力が欲しい


鈴のような
声ではなく
ただ  自分の声でいたい





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じつは しずもポエマーww
きゃぁv
なっかまぁ!!

この前はささやきありがと
壁∥Σ○┓ゴンッ ペコリ



>しずく。 さま
いらっしゃいませ~ヽ(  ´  ∇  `  )ノ ♪

おお~^^ しずく。さんも 詩人でいらっしゃるv-10
こんなところに嬉しい共通点がっ!(⌒-⌒)!
また よかったらいらしてくださいね~ v-290



アンちゃ!

おじゃま┃∀・)
アンちゃの詩いいなぁ。

静かに隠された潔さが
言葉の隙間からこぼれてくる感じ。
アンちゃんの詩のファンに
なっちゃった(*´ω`*)♡



いらせられませ!!

>とぅるさん
いらっしゃいませ(*´∇`*)

ファンっ!! ですか
なにやら恥ずかしや(*ノノ)
でもお気に召していただけて
こんなに嬉しい事は書き手にとってありません
ヾ(≧∇≦*)〃

またポツポツとUPして行きますので
時々覗きに来てやって下さいましな(*´ェ`*)


完美ネタより明らかに詩のUP率の方が良いのですよ><w



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